バンダハムの行方
Declineのwebをチェックしてたら気になる記事を見つけました。RockyMountainの若手スター、トーマス・バンダハムがRockyMountainを去ったようです。少し前にCOVEの若手スターのジェフ・ガルビッチがRockyMountainに加入したとNSMBのサイトで知ってテンション上がってたのですがその代りにバンダハムが抜けてかなりショックです。RockyMountainと契約金や活動の方向性にずれがあったんですかね。
Declineによると、彼はビッグマウンテンスタイルの復活を願っているみたいです。そして今主流となっているスロープスタイルではなく、ビッグマウンテンとスロープスタイルをミックスしたコンテストの開催を熱望しているみたいですね。ん~、バンダハムの意見すごくわかる。確かにここ数年のスロープスタイルはエアートリックコンテストなっていて、本来の山を走るマウンテンバイクのスキルと微妙なずれがあるように思います。山を走るテクニックとトリックを決めるテクニックは違うという事です。今のトリックコンテストとも言われるようになったスロープスタイルはダートジャンプやストリート系のライダーに有利になります。ノースショアーで培ったテクニックはスロープスタイルでは役に立ちません。役に立つのはいかにダートジャンプやフォームピット(
スポンジプール)で複雑なトリックの練習をして身につけるかどうかです。実際にスロープスタイルで活躍しているライダーはBMX出身のライダーが多くエアートリックが得意なライダーばかりです。ここで言うノースショアーのテクニックとは何かというと、不規則で様々なコンディションによって変化する路面(整地されていない自然の路面)を的確なライン取りと自分が持ち合わせているライディングテクニック(ビッグドロップやビッグジャンプジャンプを飛ぶスキルやコーナリング)で下るスキルの事で、ちょうどバンダハムの言うビッグマウンテンに当たるのではないでしょうか。ウェイド・シモンズがなぜカナディアンの間でリスペクトされ続けているのか?それはビッグマウンテンライディングが上手いから。簡単に言えば山走りがハンパなくスーパー上手いからです。バンダハムに限らず同じ考えのフリーライダーは多いです。ロビー・ボードンやマット・ハンター、タイラー・クラッセン、スティーブ・ロマニックなんかも同じ考えでスロープスタイルに参戦しないのでしょう。だから彼らはフィルミングを中心に活動しているのです。
もはやフリーライダーはスロープスタイル系とノースショアー系と二分化されたといえます。バンダハムのような生粋のノースショアー系のライダーにとってはスロープスタイルコンテストは得点を出すのに不利と言えます。逆にポール・Bやランス・マクダーモットのようなBMX上がりのライダーにとってはスロープスタイルは打って付けなのです。
バンダハムは現在Collectiveの新作の撮影をしているらしく今年の春には発売するみたいです。declineのサイトでの彼の言葉によるとバイクスポンサーはまだ発表されていませんでした。もうじき発表があると思います。新作フィルムで彼のニューバイクでのライディングが楽しみですね~。バンダハムは僕がフリーライダーを志すようになったきっかけとなるライダーです。これからもバカデカいmotoウィップをブチかまして欲しいと思います。


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コメント
新作のCollectiveにはトーマス・バンダハムがRockyMountainに乗ってるのに既にRockyMountainを去っていたのはとても残念だね。
投稿 コヴァリック | 2008/02/23 01:17
コヴァリックさん
今公開されているトレーラーは去年バンダハムがまだロッキーと契約している時に撮影されたものです。後半部分からは新しいバイクで登場すると僕は読んでいます。バンダハムのセグメントが既に撮り終わっていたらそれはないかもしれませんが。
投稿 高橋大喜 | 2008/02/23 08:12
リッチーに続いてトーマスもか・・・。
ヤツのぶっ飛びスタイルはマジでカッコいいのにね〜。
何に乗るにしてもこれからもあのスタイルで頑張ってもらいたいですな。
投稿 ムトー | 2008/02/23 16:48
アッシはノースショア系ライダーが大好きです。最近スーパーT、バンダハム、ワトソンを見かけないから寂しいですね~頑張ってほしいです。
投稿 バド星人 | 2008/02/23 18:30
やっぱカナダだろうがMTBも基本は商売だからな・・・。受けるものに金を注ぐということか。コナクランプチームもRMもそういう意味で同じ動き。今受けてるのは見た目が「分かりやすい」SSなんだろうね。エアーDHとか地味だもん。ここ数年コンペにおいては「マウンテン」という要素がどんどん希薄化しているような気がする。SS、DJ、4X。いずれも山がフィールドではないよね。マウンテンバイキングの核心は「山とのコンタクト」。時間がたてば皆冷静になるでしょう。時代はEXXC(エクストリームクロカン)だよ~ん!あ、私は一生WADEで行かせていただきます。
投稿 yama10 | 2008/02/23 20:47
ムトーくん
そうなんす。リッチーに続いてトーマスまでもですよ~。
何はともあれ、奴のスタイリッシュでバカデカいはライディング最高です!
バド星人さん
僕はスロープスタイル系も相当好きですがやっぱりなんやかんや言ってもノースショアー系が好きなんですね。
現地からの情報によるとスーパーTはアボツフォードでプロライダーをやりつつ、バイクショップを友達とやっているそうです。
yama1oさん
そうすよね~。SSは4XやDJと同じで全体が見れて観客にとって見やすくインパクトある。それだけに集客力があってしかもショー的要素が強いから商売ベースで考えると主流になるのは自然な流れなんでしょうね。
ちなみにwadeはRMB生涯サポートライダーだと聞いた事があります。
しかしこんなに長い文章のコメントを書いてくれたのはyama1oさんが初めてですよ!さすがニセwade!
投稿 高橋大喜 | 2008/02/25 00:13
ん〜、全く僕が書こうと思ってた事まんまダイチンに書かれたよ〜。全くその通りだね。『ビッグマウンテン』と呼ばれ始めたスタイルで僕も引き続き追求していきたいと思う。ダージャンは楽しいしスロープスタイルも見る分には盛り上がるけどやっぱりマウンテンバイクだけに山走らんともともこもないよね。「2度と同じ波はこない」サーフィン同様MTBも天候や環境の変化で2度と同じトレイルはないといえるのかもしれない。自然相手のスポーツには奥深さやちっぽけな人間が自然の中で遊ばせてもらっているという謙虚さとかいろんなスピリットが詰まってると思う。
ええこと書くわさすが草分けフリーライダーダイチンゲール。
yamatoさんに長さ勝ったかな?
投稿 よしと | 2008/02/25 16:19
おっと~、早くもyama1oさんの長さ抜かれました!さすが義人くん!おれもビッグマウンテンスタイルを追及していきたいね。義人君の言うとおり山でのライドにはいろんなスピリットが詰まっていると思う。やっぱマウンテンバイクは山を走ってナンボだよね。山の中に出現するナチュラルバーム、ルーツセクション、ロックセクション、ナチュラルヒットのジャンプ、ドロップ、ウォールライド。これだよね!これを味わえる場所に住んでる義人君がうらやまし~です。そんな僕は日本の山を走りつつ、ダートジャンプやパークライドと別々で楽しむしかないんだね~。
投稿 高橋大喜 | 2008/02/26 14:48